クジャクヤママユ
市役所行くのは明日にしよう。
市役所、今日雨だし…次の晴れた日でいいや。
市役所、来週には行こう。
市役所、来月中には絶対行こう。
市役所……春のうちには済ませたい。
そして夏になりそう。バカか。ここに引っ越してきて、あっという間に3か月が過ぎた。愛おしい5月が少しずつ、でも確実に、すり減っていく。ああー。待ってよ〜、まだ心から5月を謳歌してない気がする。多分実際は、謳歌しまくってるんだけど。
市役所は、市立図書館の利用カードが作れないことにそろそろ我慢ができないから、行く。今月中には。たぶん。行くよ。言ったな。おまえ行くって言ったからな。行けよ。絶対だぞ。絶対行けよ。今月中に。
はい、行けたら行きます。
★
ふと思い出したこと
おそらく中学校の、国語の教科書に載ってる、あの、後味の悪い小説。【友達の蝶の標本を盗む】やつ。ヘルマン・ヘッセの。「つまり君は、そんなやつだったんだな」ってやつ。読後鬱に襲われるやつ。考えさせられるやつ。アレのタイトルが、謎なのだ。私の教科書では「クジャクヤママユ」だった。絶対それだった。間違いない。それで、高校だか大学だかに入学してその話題になって「それ知ってる!クジャクヤママユだよね」と言ったらその場にいた全員に「なにそれ」と言われた。どうやら正しくは「少年の日の思い出」というタイトルらしい。何やねん。もういい、ウキウキペディア先生に聞いてやる。って調べてみたら、あらすじの項目に
原文であるドイツ語には、単語で「蝶」と「蛾」を区別することがない。
へぇー。おもしろい。そう言われてみれば、蝶と蛾って何をもって区別するんやろ。羽ばたきの回転数とかだろうか。今度調べよ。(私はどっちも無理だから、できるだけ画像を見ないようにしながら)