無限ワンアップ・改

さゆゆのメモ箱

1228 ドブすずめ

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今朝5時になんとか起きて家を出て、実家に帰省している。朝がつらいので昼行便のバスなんか二度と無理だと思った。東京は晴れてて、晴れてる東京の夜明けとてもきれいに見えた、なぜなら朝起きる習慣がないから。バスでは音楽聴きながら窓の外を見てた、本当は長編小説の文庫を読むつもりだったけど結局なにもしないをしていた。いい天気だな〜って高崎市の看板を見たあとあたりに寝落ちて、次に目が覚めたらもう富山の市民病院前だった。黒部とかも経由したけど寝てた。なんと雪が降ってる。どんより暗くて、ずっと曇ってて、水分多めなビチャビチャの雪で、パシッと冷たい寒さで、永久に終わらない葬式のような、まさにこれだよこれこれこれマジでドンピシャで大嫌いな北陸の冬!数時間前までいた東京は別の国だった。大抵いつもこうだった、東京を出発してから高崎までは晴れていても長野県あたりを境に国が変わる感じ。それで富山駅についたけど、予定より遅れてしまっていて、実家方面に向かうローカル線に乗れなかった。14時台のを逃したら次は16時台まで電車がない。仕方ないから駅前の図書館で時間を潰した。気になった本を5冊借りて、スカスカのキャリーケースに放り込んで、帰宅した。会うなり、母、「前のほう(髪の毛。前髪のこと)、薄くなったね〜〜!!!(笑)」と言った。あと、夕方5時のサイレンの曲、アレンジが変わってた

 

 

 

 

昨日は代々木でライブだった。手ごたえが無くて何を言っても何を言っても上滑りする感じがした。喉も乾燥した。挑んで挑んで、負けちゃったなと思った。何にだろう。というか、何に勝つために人前で演奏をしているんだろ。あそこにいたすべての人が、わたしの次に出てくる、主催の佐々木さんを待っているのをひしひしと感じた。半分くらい歌ったあたりで我にかえるというかゲシュタルト崩壊というか、いまこの瞬間に自分がどこで何をしているのかがよくわからなくなってしまったので、「部屋に仕掛けられている盗聴器に気づいていてそれに向かって歌うとしたらどうやるか」を想像しながら歌った。打ち上げまでダラダラ居たい気分だったけど、翌日(つまり今日)5時に起きてバス乗らんといけんから早めに離脱した。ホットのお茶で下痢止めを飲んで、代々木駅前ファミマの前で音楽聴きながらただぼんやり人の流れを眺めていたら気持ちよかった。暗闇でなんかが蠢いてて、目を凝らして見たらたくさんのすずめがチュンチュンチュンチュンチュンチュン地面をついばんでいて、震えた。メチャ闇だった。すずめはドブネズミと同じくらい汚いんだった。野鳥カメラマンの人たちもっとこういう写真撮れや。知らんけど。