無限ワンアップ・改

さゆゆのメモ箱

0616

「眠くないなら寝なければいいじゃない」と考えることができない。一睡もせずに家を出るときの不安は耐え難い。これがどうやら人並みよりつらいみたいで、本当に本当に耐え難いの。寝てなくたって別に何も起こらないのに。一睡もせずに家を出て何か重大なことが起きた経験なんてこれまで何もないのに。それにみんなだって寝てなくても頑張ってるのに。この、一睡もせずに翌日を迎えるということに関して私は絶対に絶対に孤独であり、この不安焦燥状態を他人と分かち合うことは不可能なのだった。とにかく眠れてないという状態が不安で不安で、この不安は眠れたら解消されるから、お酒買ってきて飲んで無理やり眠ろうとして、泥沼。無駄骨。その日の予定が全部バタバタとだめになっちゃう。だいたいさ、外にお酒買いに行けるアクティブさがあるならもうそのまま起きちゃえばいいのにさ、なんで布団に縛り付けられてるんだよって…。思えば私がアルコールに走った理由の大部分はこの【寝なきゃ】という気持ちによるものだった。私の苦しみは私だけのもの。音楽にも文学にもしない。眠剤の頓服なくなっちゃったから明日病院行こうかな、こんなわがまま言って出してもらえるかな。もう…典型的なメンヘラじゃん。いやだ、明日を迎えるのが怖い…。もうやだ無理。いやだー。ちんちん。ちんちん侍