無限ワンアップ・改

さゆゆのメモ箱

0606 私は存在が空気

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中田永一「私は存在が空気」読んだ。とっても良い短編集だった!!!

ぶっちゃけ表紙がかわいいから手に取ったんだけども

この中田永一っていうのは作家「乙一」の別名義らしい。何を隠そう私、中学生のときに乙一にドハマりしまして、夢中になって著作を片っ端から読んだというそんな時期があったのだ……。GOTH、ZOO、失わはれる物語、平面いぬ、さみしさの周波数、暗いところで待ち合わせ、きみにしか聞こえない、とか。短編も長編もメチャ読んだ。あーーー懐かしい。そのあたりに読んでたやつはどちらかというとホラーとかミステリっぽいような、ちょっと怖い感じのテイストの話が多かった気がする。SEVEN ROOMSなんかもう本当ズドーン!て感じ。だからこの本↑も、そういう感じかなとヒヤヒヤしながら読んだけど、どの話も読後感が良い。みんなかわいい。さわやかで切ない。そうそうそう乙一の切ないサイドこれこれこれ!!!!!!って感じ

6つの短編すべて良かったけど、少年ジャンパーと湯川さんが特に印象的だった。本当に超能力もってる人が身近にいるかもなって思わされた。犬のペスもかわいいね!

あとやっぱこの人の文体って元来はコメディー寄りなのかなあ~と思う。血液をさがせとか落ちる飛行機とかも好きだったな

はあ。昔読んだやつも内容忘れちゃったし、また乙一読もうっと。大好きー

 

★1週間を完走したので明日は通院。のあと、しょぼい喫茶店に出勤です。今日は外が明るいせいか元気だったし晩ごはんの準備したし他やることも全クリした。明日から雨が続くらしくて嫌だな

職場さむい