無限ワンアップ・改

さゆゆのメモ箱

0805 萌え

インターネットの俗語って、日々すごい速さで更新されていくなあと常々思っている。語彙や慣用表現。なんJ用語まとめとかメチャクチャ面白い。Twitter見てても、先週使っていた表現が今週には古くなっている。(2019年現在、ネットスラングの最先端ってやっぱりTwitterなんだろうか?一昔前は2chだったのが)

最近、「萌える~!」と言おうとしたことがあって、ハッと気づいた。「萌え」という語を用いて話すオタク、今はもういないんじゃないか?と。たぶん、今だとみんな「尊い」って言うんじゃないだろうか。あと(涙を流す絵文字)(合掌する絵文字)とか。もはや「萌え」は死語、ひいては、死んだ概念なのかもしれない。ただ、「萌え」と「尊さ」は辞書的な意味で別物でも、インターネット的なニュアンスでの意味は同じだ。だってほら、いつの時代も、感動に揺さぶられたオタクの言わんとしていることは同じじゃん。つまり、あの…グワーッとこみあげる巨大感情だ。ダメだ、私も語彙がない。本当はさまざまな語彙を組み合わせて自分の感情の機微をちゃんと言葉や文章にあらわしたいしそうすべきだとは思っているけど、ついつい「萌え」「尊い」「好き」「わかる」と、インスタントで雑な表現に走ってしまう。これはSNSの台頭による弊害ともいえる。SNSはスピード感、鮮度が命みたいなところあるから。(だからこうやって、SNSから距離を置いたこの場所で、長くてオチのない文章をのんびり書いているのはとても楽しい)

ただ、そういうすごいスピード感の中にいても、オタクというのは「尊い」「わかる」の1秒やりとりでお互いを理解しガッチリ握手ができちゃう種族の人類なので、別に語彙が何でも構わない。そういうことである。オタクはサイコー!

じゃあ、その、萌えたときの私の口から出たのが、なぜ「尊い!」ではなく「萌える!」だったのか。それは、(私の中のネットスラングがアプデされていないor、)「尊さ」と「萌え」が自分の中で確固たる別物であるということ……。尊さと萌えの実質的な違いとは何なのか……そもそも「萌え」っていったい何なんだ…草花の芽吹き……????……ここまで前置きが長くなりましたが、結局何が言いたいのかというと、炎炎ノ消防隊メチャクチャ萌えるからみんな今やってるアニメ見るか原作読んでください。

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