無限ワンアップ・改

さゆゆのメモ箱

0812 みみをすます

f:id:katayamasayuri:20190812180359j:image

 

谷川俊太郎の朗読&歌の公演に行ってきた。@富山県教育文化会館

 

ずっと感動してた。マジヤバイ。超贅沢な時間だった。

 

一体いくつなんだこの人、と思ったら、次の12月のお誕生日で「米寿」だそうで。喋り方が全然まだハキハキしてた。LINEとか音楽ストリーミングの話題とかも出てきて、あぁ、ちゃんと若者の文化を知ってるんだなーと思わされたり。

 

ステージには朗読・谷川俊太郎氏と、演奏にピアノ&歌手&ベースのトリオ。という編成

 

朗読、よかった。MCで「ご存じの方も多いかもしれないです」からの『生きる』。「18歳の時に書いた詩を」からの『二十億光年の孤独』。この2本はキラーチューンだわ。あとは、『ほっとけ』とか、鞠のやつとか、おばあちゃんのやつ。公演名になってる『みみをすます』も印象的だった。

歌のほうは、アンコールの最後でやった『さようなら』が本当に良かった。メロディーがすごく良かった。さようならは、昨年のUPJ5で谷川俊太郎の朗読をきいてボロボロに泣いてしまった詩なんだけど、今日のもやっぱり良かった。言葉の強度がすごい。

まど・みちおの歌もやってた。私まど・みちおのことをよく知らなかったんだけど、「蚊」をテーマにいくつも詩作をしてるような変わった人だ〜 みたいな話を。

MCで「谷川俊太郎のミニ情報」をいくつか聞いた。最近はプレモルを飲んでいるらしい。

現代詩は難しい、的な話から、それへのアンチテーゼとして書いたナンセンスな詩。何だっけ?

なんかいろんな話題が出てたなー

 

やっぱり私は音楽と言葉がいちばん好きだ。今日は、音楽も言葉も本来とっても自由なものなんだと再確認した。

 

文学館の展示のほうは別日に行く予定。

あと教育文化会館かなり音が良い。