無限ワンアップ・改

さゆゆのメモ箱

1212 歯医者の攻略

2月から行こうと思ってた歯医者に今日ようやく行けた。とてもえらかった。

歯医者、怖い。何歳になっても怖い。治療されてるあいだ、無意識に体がガチガチに力んで、背中が汗ばんでる。

なんで歯医者があんなにも怖いのかというと、治療中に天井しか見ないからだと思う。視覚情報がない。見えないから何されてるかわからんけど多分メチャクチャ怖いことをされてる という漠然とした恐怖がある。

ちょっと離れた治療台から、お子様の断末魔の叫びが聞こえる。わかるよ、気持ちわかる。怖いよな。というか怖くないわけがないもん。お姉さんもいい歳して怖いけど頑張るよ、だからキミも頑張れよ。

歯医者の嫌なポイントはたくさんある。わたしの場合だと、何が嫌なのかというと、つまるところ「麻酔」が嫌だ。口の中に注射されること自体まずありえなすぎるし(無理すぎる)、感覚が麻痺していくのも気持ち悪くて気持ち悪くて耐えがたい。もちろん、そのあと削るときのキュイーンって音も怖い。あんなに怖い音、世の中にあるだろうか。人体改造をされている気持ち

 

 

というか、先生の言葉で恐怖が煽られるんだよな。段階的に。

ちょっと思い出して書いてみます。

 

 

 

(待合室にて)「片山さん、どうぞ~」

恐怖レベル:★★

 

「片山さんですね、こんにちは。担当させていただく○○です、よろしくお願いします」

恐怖レベル:★

 

「ではまず拝見しますね~」

恐怖レベル:★

 

「あー。ああ~、なるほど…」

恐怖レベル:★★★

 

「これ虫歯ちょっと深いですねー」

恐怖レベル:★★★

 

「風をあてまーす」

恐怖レベル:★★★

 

「この歯は神経が残ってるので、麻酔をかけてから削っていこうと思いますが、よろしいですか?」

恐怖レベル:★★★★

 

「これまで麻酔で具合悪くなったこととかないですか」

恐怖レベル:★★★★★

 

「では、麻酔しますね」

恐怖レベル:★★★★★★★

 

「はい、少しチクッとしますー」

恐怖レベル:★★★★★★★★★★★★★★★★

 

(歯茎から薬が注入されている地獄の数秒間)

恐怖レベル:★★★★★★★★★★★★★★★

 

「はい、ラクにしてくださいー」

恐怖レベル:★★

 

「では削りますね~。痛かったら左手あげてください」

恐怖レベル:★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

(キュイィィィィィィィィィン)

恐怖レベル:★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

「大丈夫ですか? 痛かったら麻酔足しますんで」

恐怖レベル:★★★★★★★★★★★★ (もうやめてくれ…)

 

 

~終了~

 

 

待合室で放心状態になる。

(無事に終わった……終わってみれば大したことなかったやんけ……)

 

 

「では片山さん、本日お会計、5700円になります」

恐怖レベル:★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★(せいぜい3000円くらいだと思ってました)