無限ワンアップ・改

さゆゆのメモ箱

0730

つくづく、自分には語彙が足りないなあと思う。何かを説明するということがヘタクソなのだ。喋れども喋れども、自分が本当に感じたことをそのまま伝えられている感覚が、あと少し足りない。いつももどかしい。感情の機微、健康の具合、好意や嫌悪、過不足なく伝えたいのにいつも、いまひとつしっくりくる言葉が見つからない。ちゃんと自分にとっての本当のことを伝えたいのに。

塾講師のバイトをしていたときも、子どもに勉強を教えるのに「だからこれはこうだって言ってるじゃん!1+1は2になる、そのことに理由なんてねえわ!なんでこんな簡単なこともわかんねーんだよ!」と癇癪を起しかけた苦い記憶がある。最悪である。伝えようとすることを簡単にあきらめてはいけないと思う。でもまあ、言葉でダメならダメでいい。そういう人のために絵や音楽や文学はあるのだし。